野菜にはビタミンやミネラル、抗酸化作用があり酸化の害を防ぐファイトケミカルが豊富です。
食物繊維も多く腹持ちいいため、健康維持のためにもダイエットのためにも毎食欠かさず食べたいところですが、なかには糖質が多い野菜も存在するので注意が必要です。
糖質が多い野菜を頭に入れチョイスする
糖質が多く含まれている根菜類の代表のカボチャには4分の1個(250g)に40gの糖質が含まれています。
ほかにもレンコン1節(250g)に34g、人参1本(150g)に10gの糖質が含まれます。
野菜の糖質も砂糖と同様に血糖値を上げてインスリンの追加分泌を促す作用があります。
根菜以外でもタマネギとキャベツは糖質が多く、タマネギ中1個(200g)で15g、キャベツは半玉(500g)で17gの糖質が入っています。
炒め物など使う機会が多く、たくさん食べ過ぎないように注意が必要です。
緑黄色野菜でもフルーツトマト、カラーピーマンは注意
ホウレンソウ、小松菜、モロヘイヤ、レタス、サラダ菜といった葉野菜は糖質オフの代表格です。
ホウレンソウや小松菜は一年を通して手に入り、不足しがちなビタミンやミネラルを含む非常に有用な緑黄色野菜。
このほかにブロッコリー、パセリ、トマト、青ピーマンといった緑黄色野菜も糖質が少なく、ファイトケミカルや栄養価に優れています。
ただし、トマトでも糖度の高いフルーツトマト、黄色や赤色のカラーピーマン(パプリカ)には1個8g前後の糖質を含むので1回あたりの摂取は2分の1個程度にセーブしましょう。
主要な野菜に含まれる糖質量一覧
食品名 | 常用量/目安 | 糖質 | カロリー | |
---|---|---|---|---|
西洋カボチャ | 50g/5㎝角1個 | 8.6g | 46kcal | ❌ |
トウモロコシ | 90g/半分 | 12.4g | 83kcal | ❌ |
レンコン | 30g/煮物1食分 | 4.1g | 20kcal | ❌ |
ユリネ | 10g/1かけ | 2.3g | 13kcal | ❌ |
空豆(未熟豆) | 20g/1さや分 | 2.6g | 22kcal | ❌ |
ゴボウ | 60g/3分の1本 | 5.8g | 39kcal | 🔺 |
切り干し大根 | 10g/煮物1食分 | 4.7g | 28kcal | 🔺 |
タマネギ | 100g/煮物1食分 | 7.2g | 37kcal | 🔺 |
ニンジン | 30g/煮物1食分 | 1.9g | 11kcal | 🔺 |
赤ピーマン | 70g/半分 | 3.9g | 21kcal | 🔺 |
グリーンアスパラ | 30g/太1本 | 0.6g | 7kcal | ⭕️ |
キャベツ | 50g/中葉1枚 | 1.7g | 12kcal | ⭕️ |
小松菜 | 80g/お浸し1人前 | 0.4g | 11kcal | ⭕️ |
トマト | 150g/中1個 | 5.6g | 29kcal | ⭕️ |
ダイコン | 100g/煮物1食分 | 2.7g | 18kcal | ⭕️ |
白菜 | 100g/中葉1枚 | 1.9g | 14kcal | ⭕️ |
青ピーマン | 25g/1個 | 0.7g | 6kcal | ⭕️ |
ホウレンソウ | 80g/お浸し1人前 | 0.2g | 16kcal | ⭕️ |
ブロッコリー | 50g/付け合わせ1食分 | 0.4g | 17kcal | ⭕️ |
モロヘイヤ | 60g/お浸し1人前 | 0.2g | 23kcal | ⭕️ |
《合わせて読みたい》
【糖質制限と間食】間食の選び方とナッツ類と果物の糖質量一覧