運動をして、どれくらいカロリー消費できたのかなかなかわかりづらいですよね。
体重によってもカロリー消費は違ってくるので、もっと面倒じゃないですか。
水泳の運動種目別に、どれくらいの消費があるのかまとめるています。
カロリー消費した量の目安に使ってください。
ダイエットにはカロリーとの関係が大きいです。
カロリーの考え方は、こちらから確認してくださいね!
しっかり泳げていなくて、カロリー消費できないなんてことがあります。
泳ぎ方をマスターしてから、ダイエットに挑戦してみてくださいね!
運動別の消費カロリー
運動の強度によって、消費カロリーは変わってきます。
水中での運動はいくつかありますよね。
- 水中歩行
- クロール
- 平泳ぎ
- 背泳ぎ
- アクアビクス
種目によってカロリーの目安が変わってきます。
もちろん、楽に運動するか、スポーツ選手並みに激しく運動するかでは、カロリーが違うんです。
これらの運動別に、どれくらい消費するのかを見ていきましょう。
カロリーの計算方法はページの一番下で解説しますね。
水中歩行のカロリー消費量
水中歩行は、プールでただただ歩く、それだけです!
普通に散歩するより、水の抵抗があってカロリーを消費します。
もちろん、水の中なので、膝の負担が少なくなって、怪我もしづらいです。
まさに一石二鳥ですね。
それでは、カロリー消費量表を確認していきましょう。
1時間当たりの消費カロリーをまとめています。
運動の強度は、
- 楽:息も上がらずにゆっくり散歩するくらいのペース
- 普通:少し息が上がるくらいのペース
- ハード:競歩と同じくらい必死で歩くペース
- ジョギング:水中を走って心拍数もかなり高くなるペース
を目安にしてください。
2時間運動した時は、カロリーを2倍にして、30分の時は半分にします。
長くやればカロリー消費量が、爆発的に上がるということでもないです。
自分のペースで運動しましょう。
クロールのカロリー消費量
プールを一番早く泳ぐ、オリンピックでも花形の泳ぎ方ですね。
競技としては自由形なんて呼ばれることもあります。
全身運動するには、持ってこいの泳ぎ方です。
1時間当たりの消費カロリーをまとめています。
運動の強度は、
- 楽:ゆっくり泳ぐ、軽く息が上がるくらいのペース
- 普通:25mプールを30秒強で泳ぐくらいのペース
- ハード:25mプールを20秒強で泳ぐくらいのペース
を目安にしてください。
先ほどと同様に2時間運動した時は、カロリーを2倍にして、30分の時は半分にします。
水泳連盟の泳力検定によると、26秒(20~29歳、女子)で泳げれば、5級ということです。
20秒強で泳ぐには、かなりの水泳に力を入れていないと難しいかもしれませんね。
平泳ぎのカロリー消費量
北島康介選手や岩崎恭子選手が活躍した平泳ぎです。
クロールよりも楽なことから、プールでも泳いでいる人をよく見かけます。
全身運動しやすいのも特徴の一つですよね。
1時間当たりの消費カロリーをまとめています。
運動の強度は、
- 楽:ゆっくり泳ぐ、軽く息が上がるくらいのペース
- ハード:競技と同じくらいの全力で泳ぐペース
を目安にしてください。
先ほどと同様に2時間運動した時は、カロリーを2倍にして、30分の時は半分にします。
全力で泳いだときは、クロールよりも消費量が大きいですね。
背泳ぎのカロリー消費量
背泳ぎは、顔を水中にいれないので、他の泳ぎ方よりは楽に泳げます。
そのため、カロリー消費も少なくなってしまいます。
ダイエット目的で、ずっと背泳ぎをする人も少ないので、気分転換に泳ぐといいですね。
1時間当たりの消費カロリーをまとめています。
運動の強度は、
- 楽:ゆっくり泳ぐ、軽く息が上がるくらいのペース
- ハード:競技と同じくらいの全力で泳ぐペース
を目安にしてください。
先ほどと同様に2時間運動した時は、カロリーを2倍にして、30分の時は半分にします。
アクアビクスの消費カロリー一覧
水中でエアロビクスをするのが、アクアビクスです。
コナミやティップネスでも実施されているので、イベントして参加できそうですよね。
消費カロリーはこちらです。
1時間当たりの消費カロリーをまとめています。
運動の強度は、水中での健康体操と同じくらいで、ハードなものは計算していないので、目安にしてくださいね。
先ほどと同様に2時間運動した時は、カロリーを2倍にして、30分の時は半分にします。
結構な消費量がありますよね。
楽しんで運動できるので、一度実践してみてもいいかもしれません。
カロリー計算方法
体重別に1時間当たりの消費量をまとめました。
カロリー計算方法は複雑なので、興味のない人は、とばしてください!
カロリー計算方法
消費エネルギー(kcal) = 【運動強度】 × 実施時間(時間) × 体重(Kg) × 1.05
運動強度はこちらから引用させていただきました。
2.5 水中歩行:楽な労力、ゆっくり
3.5 立ち泳ぎ、ほどほどの労力、全般
4.5 水中歩行:ほどほどの労力、ほどほどの速さ
4.8 背泳ぎ、レクリエーション
5.3 アクアビクス:水中での健康体操、水中運動
5.3 平泳ぎ、レクリエーション
5.5 アクアビクス:水中体操
5.8 自由形、クロール、ゆっくり、楽からほどほどの労力
6 湖、海、川
6 のんびりと泳ぐ、競泳用プール以外、全般
6.8 運動教室の指導(例:エアロビクス、水中運動)
6.8 水中歩行:きつい労力、速い
7 横泳ぎ、全般
8 シンクロナイズドスイミング
8.3 クロール、ふつうの速さ、45.7m/分未満、きつい労力
9.5 背泳ぎ、全般、トレーニング、競技
9.8 自由形、速い、きつい労力
9.8 立ち泳ぎ、速い、きつい労力
9.8 水中ジョギング
10 クロール、速い、68.6m/分未満、きつい労力
10.3 平泳ぎ、全般、トレーニング、競技
13.8 バタフライ、全般
http://www0.nih.go.jp/eiken/programs/2011mets.pdf
国立健康・栄養研究所のデータから抽出して、今回のカロリー消費量一覧も計算をしています。
METは安静時の酸素摂取量を基準にして、運動をしたときの強度を計る単位です。
今回は、ややこしくなると思ったので、運動強度という言葉で表しています。
まとめ:水泳、スイミングのカロリー消費量
水泳、スイミングの消費カロリーをまとめました。
強度で言うと、「水中歩行」→「アクアビクス」→「背泳ぎ」→「クロール」→「平泳ぎ」です。
水中歩行でも、息が上がるくらいの運動で、カロリー消費が大きくなります。
これはダイエットに向いているポイントですね。
カロリー消費量は泳ぎ方によって多少の違いがありますが、50kgの人だと、
楽に泳いだ時:250cal~300cal
息が上がるくらい泳いだとき:350cal~400cal
競技と同じように泳いだとき:480~550cal
となります。
運動としては、息が上がるくらいが望ましいといわれています。
1時間で400cal近く消費できるので、ダイエット効果も大きいですね。