【東京オリンピック正式競技】スポーツクライミングの3つの種目とルール

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2020年東京オリンピックの追加種目にスポーツクライミングが正式に決定しました。

スポーツクライミングは普段見る機会がほとんどなく、どのような競技なのか想像しづらい、またはスポーツクライミングという競技をはじめて聞く人も多いと思います。

どんなルールなのか?

どうやって優劣を決めるのか?

最近はやりのボルダリングとは違うのか?

スポーツクライミングについて知ることで、東京オリンピックをもっと楽しめるようになりましょう!

スポーツクライミングとは

フリークライミング

スポーツクライミングは道具を使わずに、自身の体力と技術のみで自然の岩場を登るフリークライミングがルーツとなっています。

そして、フリークライミングに競技性を付け加えて、優越をつけられるようにスポーツ化したものがスポーツクライミングとなります。

クライミングはヨーロッパで発展し、競技としては1989年にW杯がはじめて開催され、1991年に世界選手権がスタートしました。

世界連盟(本部・イタリア)が2007年に設立され、現在加盟国・加盟地域は83になっています(2016年8月現在)。

日本では女子が有力で、野口啓代(のぐちあきよ)選手がW杯2015年ボルダリング女子で2年連続4度目の総合優勝をしており、野中生萌(のなかみほう)選手も総合3位になっています。

オリンピックでのスポーツクライミング

東京オリンピックでは、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が認定する公式競技会で行われている『ボルダリング』『リード』『スピード』の3種目を選手1人が全て行い、複合の総合成績でメダルを競う予定となっています。

それぞれの種目がどのような競技でどうようにして順位が決まるのか1つずつ見ていきましょう。

ボルダリング

ボルダリング種目

競技方法

ボルダリングは、高さ5m以下の人工壁にホールドという突起物を使い最大12手ほどの複数コースをつくり、それを制限時間内に何コース登ることができたかを競う種目です。

コースによって定められた位置からスタートし、ゴールのホールドを両手で触り安定した姿勢を取ると完登したとみなされます。

安全器具等は使用せず、落下した場合に備えて地面に衝撃を吸収するマットが敷かれています。

トライの途中で落ちてしまっても、制限時間内であれば何度でも挑戦することができます。

競技時間中にオブザベーション(コースを登る前に手順などを予測)を行わなければならず、他の選手のトライを見ることができません。

ボルダリングは、パズルを解くようにルートを見極めなければならず、カラダだけではなく頭脳も駆使する種目と言えます。

採点方法

順位は完登コース数で決まりますが、同数であれば完登に要したトライ数が少ない選手が上位となります。

また、トライ数も同じだった場合は、各コースに定められているボーナスによって順位が決まります。

これらも同じであった場合は、1つ前のラウンドの成績が採用されるカウントバック(決勝では準決勝の成績)が適応されます。

リード

リード種目

競技方法

スポーツクライミング競技で1番歴史が古いのがリード種目です。

リード種目は12m以上の壁に、最長60手ほどのコースをどこまで登ることができるのかを競う種目です。

選手はロープが繋がったハーネスという安全器具を装着し、コース途中に点在している確保支点にロープをかけることで安全を確保しながら登っていきます。

コース最後にある支点にロープを通すと完登とみなされます。

1つのコースにつきトライはできるのは1回のみとなっており、1つのコースにつき制限時間も設けられています。

オブザベーション(コースの手順確認)は事前に選手全員で1度行われます。

3つの種目の中で1番距離が長く、テクニックを用いて無駄な体力をなるべく使わずにどれだけ高度を稼げるかという戦略性と持久力が勝敗を分ける種目です。

採点方法

順位は落下や時間切れ、反則をした時点でどの高さまで登れたのかという獲得高度で決まります。

獲得高度が同じ選手がいた場合はカウントバックが採用され、前ラウンドの成績が適応されます。

それでも同順位の場合は、獲得高度までたどり着いた時間が短い選手が上位となります。

スピード

スピード種目

競技方法

スピード種目は、10mもしくは15mの壁であらかじめホールドの配置が周知されているコースをどれだけ早く登れるかを競う種目です。

選手はロープが繋がったハーネス(安全器具)を装着して、ロープがトップにあらかじめ支点確保されているため、コース途中で支点確保する必要がありません。

採点方法

予選では、ホールドが同一に配置された2つのコースをそれぞれ1トライずつの計2トライ行いそのうちの早いタイムを用いて、上位が決勝トーナメントに進むことになります。

決勝トーナメントでは順位が高い選手と低い選手が2人ずつが組まれ、タイムが早い選手が勝ち上がります。

同タイムの場合はカウントバック(前ラウンドのタイム)が適応されますが、準決勝、決勝の場合はもう一度競技が行われます。

スピードは名前のとおりトレーニングを積み重ねて、コンマ数秒を競うスプリント種目となります。

余談ですが、日本では国際規格を満たすスピード種目用の壁がないため、現在JMA(日本山岳協会)が主催する公式な大会は開催されていません。

まとめ

スポーツクライミングが2020年の東京オリンピックの追加種目に正式に決まり、日本はメダルを狙える有力選手がたくさんいます。

クライミングの国内競技人口は現在50万人とも言われ、老若男女問わず幅広い世代が楽しめるスポーツクライミングの競技人口は、今後も増え続けていくことが予想されてます。

最近はボルダリング専用ジムも増えてきており、この機会に一度ボルダリングを体験してみることで選手の凄さがわかり、東京オリンピックをより楽しむことができるかもしれません。

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