はじめての人必見!ボルダリング初心者の3つのコツ

コラム
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ボルダリングをはじめてやる方でもがむしゃらに力任せに登っては、ボルダリング本来の魅力を味わうことができません。

はじめから難しいムーブ(ポルダリング特有の動き)を覚える必要はありませんが、はじめてのボルダリングを安全に楽しむために3つのコツがあります。

新宿のボルダリングジムBOULCOM(ボルコム)の小野さんが体験で説明している内容をまとめましたので、これからボルダリングに挑戦してみたい方は必読です!!

オブザベーションする

observation

オブザベーション(observation)とは英語で『観察』を意味する単語ですが、ボルダリングではこのオブザベーション(通称オブザベ)が非常に重要になります。

ボルダリングでいうオブザベーションとは、壁に登る前にホールドの位置と形を観察し、スタートからゴールまでの手足のかけ方をシュミレーションすることを言います。

壁を目の前にしてしまうとすぐに登りたくなってしまいますが、あらかじめルートを決めずに登ってしまうと、登りながらルートを決めなければならないため時間がかかり、体力の消耗が激しくなってしまいます。

はじめは全ての動きをシュミレーションするのは難しいので、スタート位置からゴールまでのおおまかな流れを把握していくだけして登ってみましょう。

オブザベーションをする際は、壁とにらめっこしているだけでなく、手を動かしながら登る手順を考えるとよりイメージしやすくなります。

体力だけではなく、パズルを解くようにルートを解読する頭脳も必要とされることもボルダリングの魅力のひとつだと言えます。

足の親指でホールドに立つ

boulderingtoe

ボルダリングは両足の親指付け根でつま先立ちになることが基本となります。

親指の付け根でホールドをとらえることで滑りにくくなるだけでなく、ホールドにしっかりと力を伝えて踏み込むことができます。

つま先立ちすると、かかとが浮いている状態となるので、体重移動がし易く、体の向きを変えることができたり、1つのホールドの上で左右の足を入れ替えることができるようになります。

例えば、右側のホールドを取ろうとして届かない場合、右足で乗っているホールドを左足に入れ替えて、自由になった右足を次のホールドに置くことで届くようになります

つま先立ちではなく足の裏全体でホールドに乗ってしまうと体重移動がし難くなり、動きがかなり制限されるだけでなく、ホールドにしっかり力を入れて乗れません。

そうなってしまうと、無理やり手で登らなくてはいけないため、すぐに腕が疲れてしまい何度もトライできなくなってしまいます。

足は腕の下にくるようにする

boulderingbasic

壁を登るときの基本は、腕の下のホールドに足を置くようにして、ハシゴを登るように壁を登ります。

ハシゴを登るときは左足を一段登ったら左腕でハシゴをつかみ、右足で一段登ったら右腕でハシゴをつかむように「足→手→足→手」の順で登ると思います。

ボルダリングでも同じように登ることで、安定しながら足の力でぐいぐい登ることができ、腕の消耗を抑えることができます。

このように手足のうち常に1ヶ所をフリーにして、手足3ヶ所で体を支えながら登る方法を 『三点支持』といい、ボルダリングの登り方の基本となっています。

ボルダリングはじめての方は、体力に自信がある人でもいきなり難しいルートを選ばす、簡単なルートを足の力を使って登れるように何度かチャレンジしてみましょう。

まとめ

1、オブザベーションする

2、足の親指でホールドに立つ

3、足は腕の下にくるようにする

ボルダリングは腕の力だけでもある程度は登れてしまいますが、3つの基本のコツを意識することで、足をうまく使い腕の消耗を抑えながら登ることができます。

特にはじめての方は、腕の力だけで登ってしまうと数回登っただけで腕力がなくなってしまい登れなくなってしまいます。

また、基本を常に意識することでボルダリングがどんどん上達していき、より難しいルートもクリアできるようになります。

この記事を見た方は、ボルダリングの基本を覚えたも同然!!

今度は実際にボルダリングジムに行って、壁の前で試してみてください。

 

boulcommrono

取材協力 BOULCOM(ボルコム) 小野さん

新宿ボルダリングジム BOULCOM(ボルコム)

東京都渋谷区 千駄ヶ谷5-29-7 ドルミ御苑 第一ビル 地下1階

営業時間 7:00 〜 23:00

体験 1500円(レンタルシューズ付き)

ウェブサイト http://boulcom.jp/

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